当社は、主力の和本(和装本)・紙工品を製造だけでなく、お客様のどのような商品をつくりたいかを提案し一緒に考え解決し、幅広い商品やサービスを提供する会社です。
ものづくりにおける課題やお困りごとは、業務内容によって様々です。
そこで、当社の担当がプロフェッショナルな目線からお客様のお話をしっかりとヒアリングし、どんなことがしたいのか?具体的な悩みは何か?を一緒に考えイメージを共有させて解決し確かなモノづくりへと進行させていただきます。
お客様にとって良き相談相手であることが、当社が選ばれる理由です。
和の暖かさを感じる商品の製本や製造・製作を当社は心掛けております。
和本(和装本)・和綴本は手作業による製造ですので、手先の器用さが商品の品質に繋がります。
こだわり抜かれた職人ばかりがエヌワホンで日々製本・製造しております。
和綴じの和本を製作・製造するには、磨きぬかれた技と経験が必要です。
機械にはできない作業がまだまだ沢山あります。機械に頼らず手作業で行う事によって、暖かみや風格が出てきます。
ご依頼いただければ用途に応じた用紙や、パッケージなどを選別した製本も可能です。
今まで、様々な和本(和装本)・和綴本を製本してきました。
そのノウハウがあるからこそお客様の多種多様な御要望にお応えすることが可能なのです。
その甲斐もあり様々な企業や団体とのタイアップにより、紙工品やオリジナルグッズの製造にも繋がっております。
エヌワホンでは刷本の切り・折りの工程は機械にて製作しております。
本紙が薄い場合、紙の補強や厚みを持たせるために入紙を行います。
二つ折りおりしたものを順に半円形に並べ、つまんで重ね揃えていきます。折口を痛めないように注意が必要な作業です。
仮綴じ用の穴を2箇所、目打ちであけ、こよりを穴に通して糊付けし、
仮綴じをします。万が一、製本糸が切れてもバラバラにならないようになっています。製木槌などでしっかりたたいてならします。
まずは扉・見返しをつけます。
そして本の背部・天地を仕上げ断裁し、角のりをして背固めをします。
本の背の天地につける布を角布といい、補強と装飾を兼ねています。
場合によっては丈夫な和紙で行うこともあります。
和本の表紙は裏打ちした布(高価な材料を使用することが多い)や工芸和紙などを使用します。中身の寸法に天地・小口方向・背方向にそれぞれ折りしろを足した大きさで表紙を断ち、表紙と中身が移動しないように少し糊止めをします。竹ベラで中身に添って筋を付けます。四方を折り曲げ、四隅の角の二重になった角を切っていきます。
見返しと表紙の間の小口と、のどの部分のみに浅く行い、表紙と接着させます。
裏表紙も同様に接着。
綴じ穴の目打ちは綴じの様式によって各種類があります。また、糸綴じは装飾の意味を持っているので、糸・紐類も本文に適合する材質・色彩を選びます。四つ目綴じという方法は、糸を通す箇所は4箇所です。糸の長さは天地の長さの4倍以上が必要になります。それぞれに目打ちで穴を空け、糸を通していきます。糸端は綴じ上げた他の糸にからげて結び、緩まないようにもとの穴に通して強く引き、切ります。
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